夏になると気になるのが紫外線対策。シミやシワの大きな原因である紫外線は、曇りの日でも降り注いでいます。60代になると肌のバリア機能が低下するため、しっかりとした日焼け止めでの対策が特に重要です。今回は、60代の肌に合った日焼け止めの選び方と、使い方のコツをご紹介します。
日焼け止めのSPFとPAって何?
SPFは、UVB(短波紫外線)をカットする力を示す数値です。数値が高いほどカット力が強く、SPF50+が最高レベルです。PAは、UVA(長波紫外線)をカットする力を示し、+が多いほど効果が高くなります。PA++++が最強です。
60代の方には、SPF30〜50+・PA++〜++++のものがおすすめです。毎日使うものなので、肌への負担が少なく、使い心地の良いものを選びましょう。
60代に合った日焼け止めの選び方
①テクスチャーで選ぶ
ジェルタイプは軽くてべたつかず、顔にも体にも使いやすいのが特徴。乾燥が気になる方はミルクタイプやクリームタイプを選ぶと保湿も同時にできます。60代の肌は乾燥しやすいので、保湿成分(ヒアルロン酸・セラミドなど)が入ったものがおすすめです。
②ウォータープルーフかどうか
汗をかきやすい夏はウォータープルーフタイプがおすすめ。ただし、落とすときはしっかりクレンジングすることが大切です。落とし残しは毛穴詰まりの原因になるので注意してください。
③肌への優しさ
60代の肌は敏感になりがち。アレルギーテスト済みや無添加処方のものを選ぶと安心です。石けんで落とせるタイプも、肌への負担を減らしてくれます。
日焼け止めの正しい使い方
日焼け止めは、外出の15〜30分前に塗るのがベストです。肌に馴染んで、しっかり効果を発揮するまでに少し時間がかかります。
塗る量も大切。顔に使う場合は、パール粒2〜3個分が目安です。少なすぎると効果が半減してしまいます。また、2〜3時間ごとに塗り直すことで、より高い効果が保てます。
首や耳の後ろ、手の甲など、塗り忘れやすい部分にも気をつけましょう。これらの部分はシミができやすい場所でもあります。
体用日焼け止めの選び方
顔だけでなく、腕や足など体の露出部分にも日焼け止めを塗ることが大切です。体用は顔用に比べてコスパが良いものが多く、たっぷり使えます。
アームカバーやUVカット素材の服を活用するのも効果的。日焼け止めと組み合わせることで、より高い紫外線防止効果が得られます。
室内でも紫外線対策が必要
「家にいるから日焼け止めはいらない」と思っていませんか?実は、窓ガラスを通してUVAは室内にも入ってきます。特に窓際でお仕事や手仕事をされる方は、室内でも日焼け止めを塗る習慣をつけると安心です。
カーテンをUVカット素材のものにするのも、室内の紫外線対策として効果的です。
まとめ|毎日の積み重ねが美肌をつくる
紫外線対策は、一日サボると取り返しがつきません。でも、毎日続けることで、確実に肌を守ることができます。60代からでも、丁寧なUVケアでシミやシワの進行を遅らせることは十分可能です。
自分の肌に合った日焼け止めを見つけて、今日から毎日のルーティンに加えてみてください。お肌が喜ぶ夏を、一緒に過ごしましょう。
60代におすすめの日焼け止め
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塗り方で効果は大きく変わります
実は、日焼け止めで一番大事なのは「量」です。表示されているSPFの効果は、たっぷり塗った場合の数値。多くの方は必要量の半分以下しか塗れていないと言われています。顔ならパール粒2つ分が目安。「ちょっと多いかな」と感じるくらいでちょうどいいのです。
塗り忘れやすいのが、耳、首の後ろ、手の甲、そして髪の分け目。特に手の甲は年齢が出やすい場所なのに、洗い物のたびに落ちてしまいます。台所に日焼け止めをひとつ置いておくと、塗り直しが習慣になりますよ。
「塗り直し」を無理なく続けるコツ
日焼け止めは2〜3時間おきの塗り直しが理想ですが、お化粧の上から塗り直すのは難しいもの。そこで便利なのがスプレータイプやパウダータイプです。メイクの上からさっと重ねられるので、バッグに一本入れておくと安心です。
また、日焼け止めだけで完璧を目指さなくても大丈夫。日傘、つばの広い帽子、薄手のカーディガン。「塗る+遮る」の合わせ技のほうが、肌への負担も少なく、確実です。
去年の日焼け止め、使えます?
「去年の残りがあるけれど使っていいの?」というご質問、よくいただきます。未開封なら3年程度が目安ですが、開封済みのものは中身が変質していることがあるので、今年の分は新しく買うのが安心です。分離していたり、においが変わっていたら迷わず処分を。肌に直接つけるものですから、ここはケチらないでおきましょう。

