長く愛用できるバッグ選びのポイント4つ

自由に

毎日使うバッグだからこそ、選び方は丁寧に考えたいものです。デザインのかわいさに目が行きがちですが、長く愛用できるバッグを選ぶには、素材・サイズ・持ち手・縫製の4つのポイントを押さえることが大切です。私自身、40年以上帆布バッグを作り続けてきた経験から、本当に長持ちするバッグの条件をお伝えしたいと思います。

①サイズ:「何を入れるか」を先に書き出す

バッグ選びで最初にやってほしいのが、「毎日持ち歩くものリスト」を紙に書き出すことです。財布、スマートフォン、鍵、ハンカチ、ポーチ……。これだけなら、小ぶりなショルダーバッグで十分です。でも、エコバッグや文庫本、手帳なども入れたいなら、A4サイズが入るトートバッグを選びましょう。

大きすぎるバッグはどんどん荷物が増えて肩が凝る原因に。小さすぎると毎日ストレスになります。「入れるもの」に合わせてサイズを決めるのが、長く愛用できる一番の近道です。外出先で「あれを持ってくればよかった」と思うことが多い方は、少し大きめのサイズを選んでおくと安心です。

②素材:使いシーンに合わせて選ぶ

素材選びはバッグの寿命を大きく左右します。雨の日も気にせず使いたい方には撥水コーティングされたナイロン素材がおすすめ。でも、「ちょっとした小雨なら気にしない、とにかく長く使いたい」という方には、断然、帆布(キャンバス)がおすすめです。

帆布は綿の糸を密に織り込んだ丈夫な素材で、使えば使うほど風合いが増し、自分だけの味が出てきます。最初は少し硬いですが、使い込むうちにやわらかくなり、体になじんでいきます。私が作る帆布バッグも、何年も使い続けてくださっているお客さまがたくさんいらっしゃいます。「こんなに長持ちするとは思わなかった」とおっしゃっていただけるのが、作り手として一番うれしい瞬間です。

③持ち手:肩掛けか手持ちか、長さも重要

持ち手の形と長さは、使い心地に直結します。スーパーやコンビニへちょっと行くだけなら手持ちタイプで十分ですが、通勤や外出が多い方には肩掛けできるタイプが断然便利です。両手が空くので、買い物袋を持ったり、自転車に乗ったりするときもラクに動けます。

私がバッグを作るとき、持ち手の長さには特にこだわっています。肩にかけたときに脇に収まりやすい長さ、手持ちのときに地面につかない長さ。この微妙なバランスが、毎日使っても疲れないバッグの条件です。試着できる場合は、必ず実際にかけてみて確認することをおすすめします。

④縫製:丁寧に作られているかをチェック

バッグは毎日使うものなので、縫製の丁寧さが長持ちするかどうかを決めます。チェックするポイントは3つです。

  • 縫い目が均一か(ぐにゃぐにゃしていないか)
  • 持ち手の付け根がしっかり補強されているか
  • 内側の処理がきれいか(ほつれた糸が出ていないか)

特に持ち手の付け根は、毎日荷物の重さがかかる部分。ここがほつれてしまうと、バッグ全体の寿命が縮んでしまいます。私が作るバッグでは、この部分を何重にも縫い返して丈夫に仕上げています。安いバッグは縫製が甘いものが多く、数ヶ月で持ち手が取れてしまうことも。少し値が張っても、縫製がしっかりしたものを選ぶほうが、結果的にお得です。

バッグ選びが楽しくなるひと工夫

「長く愛用できるバッグ」を選ぶことは、「ものを大切にする暮らし」への第一歩です。気に入ったものを長く使う。それが結果的にお財布にも、環境にもやさしい選択につながります。

もし「自分でバッグを作ってみたい」と思ったら、まずは道具を揃えることから始めてみましょう。ミシンがあると、布小物からバッグまで幅広く作れてとても便利です。専門のスタッフに相談しながら選べるミシン専門店もありますよ。

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私が作る帆布バッグは、こうした「長く使える」を大切に一枚一枚丁寧に仕上げています。ぜひご覧ください。
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