梅雨の季節になると「髪がうねる」「くせ毛が気になる」というお悩みが増えますよね。湿気が多いこの時期は、髪が水分を吸って膨らみ、くせやうねりが出やすくなります。特に60代になると、白髪や髪のコシの変化もあいまって、梅雨のヘアスタイルに悩む方が多いようです。今回は、梅雨の時期のくせ毛・うねり対策と、毎日のヘアケアのコツをご紹介します。
梅雨に髪がうねる理由
髪の毛は、水分を含むと外側のキューティクルが開いてしまいます。キューティクルが開いた状態では、空気中の水分をどんどん吸収してしまい、髪が膨張してうねりやくせが出やすくなります。これが梅雨時期に起こる「湿気によるくせ毛」の原因です。
また、梅雨の時期は気温も上がってくるため、頭皮の皮脂分泌が増えやすくなります。頭皮の状態が髪の状態にも影響するため、頭皮ケアも大切です。
60代の髪の特徴
60代になると、髪質が変わってきます。白髪が増えることで髪のキューティクルが薄くなり、うねりやすくなる方が多いです。また、髪のコシやハリも変化するため、若い頃と同じケアでは対応しきれないことも。年齢に合ったヘアケアを意識することが大切です。
さらに、女性ホルモンの変化によって、髪が細くなったり、ボリュームが出にくくなったりすることもあります。髪質の変化を受け入れながら、今の髪に合ったスタイリング方法を見つけましょう。
梅雨のヘアケア対策5つのコツ
①しっかり乾かす
洗髪後は、半乾きのまま放置しないことが大切。半乾きの状態だと湿気を吸いやすく、うねりの原因になります。ドライヤーを使って、根元からしっかり乾かしましょう。仕上げに冷風を当てると、キューティクルが引き締まってツヤが出ます。
②洗い流さないトリートメントを使う
アウトバストリートメント(洗い流さないタイプ)は、髪の表面をコーティングして湿気の侵入を防いでくれます。タオルドライ後、ドライヤー前に使うのが効果的です。オイルタイプは重ので少量を毛先中心に。ミルクタイプは全体に使いやすくおすすめです。
③スタイリングで湿気をブロック
ヘアオイルやスタイリングジェルを使って、髪の表面に保護膜を作ることで湿気の影響を受けにくくなります。特にくせ毛対策に設計された商品を使うと効果的です。スタイリング剤は朝のスタイリング後に使い、夕方に崩れてきたら少量を手のひらで温めてからなでつけると整います。
④ヘアアレンジで乗り切る
うねりが気になる日は、思い切ってまとめ髪にするのもおすすめです。シニアバンやポニーテールなど、60代女性らしい上品なアレンジが人気です。髪をまとめてしまえば、うねりが気にならなくなるうえに、すっきりと涼しげな印象になります。
⑤定期的なサロンケア
梅雨前にサロンでトリートメントをしておくと、髪のダメージが補修されてうねりが出にくくなります。縮毛矯正やストレートパーマは効果が長持ちするので、梅雨対策として人気です。ただし、髪へのダメージもあるため、美容師さんと相談しながら決めましょう。
頭皮ケアも忘れずに
梅雨の時期は、頭皮の蒸れやかゆみが気になる方も多いです。頭皮が不健康だと、髪の状態にも影響します。シャンプーは頭皮をやさしくマッサージするように洗い、すすぎをしっかり行いましょう。
頭皮用美容液や育毛トニックを使うのもおすすめです。60代から始める頭皮ケアは、健康な髪を保つための大切な習慣です。
まとめ
梅雨のヘアケアは、毎日の小さな積み重ねが大切です。しっかり乾かす、トリートメントで保護する、スタイリングで湿気をブロックする。この3つを意識するだけで、梅雨の時期でも髪のまとまりが格段によくなります。お気に入りのヘアスタイルで、梅雨の季節を快適に過ごしましょう。
梅雨のヘアケアにおすすめのアイテム
うねり・くせ毛対策には、洗い流さないヘアオイルが効果的です。タオルドライ後に使うことで、湿気から髪を守りツヤのある仕上がりになります。
ドライヤーのかけ方で、翌朝が変わる
くせ毛やうねり対策で一番効果があるのは、実は夜のドライヤーです。お風呂上がり、タオルドライのあと、髪を根元からしっかり乾かす。このとき、上から下に風を当てるのがコツです。キューティクルの流れに沿って乾かすと、表面が整って湿気が入り込みにくくなります。
「自然乾燥のほうが髪にやさしそう」と思われがちですが、濡れたままの髪はキューティクルが開きっぱなしで、一番傷みやすい状態。面倒でも、寝る前に完全に乾かすことが、翌朝の広がりを防ぐ最大の秘訣です。
朝のスタイリングは「直す」より「湿気から守る」
朝、うねりを直そうと水で濡らしてブローしても、梅雨時は外に出た瞬間に元通り──そんな経験はありませんか。大切なのは、直すことより「湿気から守る」ことです。スタイリングの仕上げに、洗い流さないトリートメントやヘアオイルを毛先中心に薄くなじませて、髪の表面をコーティングする。これだけで、湿気による広がりがぐっと抑えられます。
それでも広がる日は、無理に抑え込まず、ヘアバンドやクリップでまとめてしまうのもひとつ。うねりを「今日の動き」として楽しむくらいの気持ちでいると、梅雨も少し軽やかに過ごせますよ。

