ハンドメイド販売を始めて数年が経ちました。Creema・minne・リベ市場で帆布バッグを販売しながら、いつも心の中に大切にしていることがあります。今回はそれをそのままお話しします。
①「売る」より「使ってもらう」を考える
販売を始めたばかりのころは、「どうすれば売れるか」ばかりを考えていました。でも今は違います。「誰かがこれを毎日使ってくれたら」という気持ちを先に考えるようにしています。
「売れるかどうか」より「使いやすいかどうか」。その基準で作ると、自然とクオリティが上がります。そして不思議なことに、そのほうが結果的に売れるのです。作り手の思いはお客さまに伝わるものだと実感しています。
②一枚一枚、妥協しない
ハンドメイドバッグを販売しているということは、縫い目一つひとつが作り手の名刺になるということです。縫い目が曲がっていたり、仕上げが雑だったりするものは、たとえ素材が良くても出品しません。
「これでいいか」と思ったときは、たいていよくない状態です。「これでよい」と心から思えたときにだけ、次の工程に進む。そのこだわりを40年間ずっと続けてきました。
③価格を正直につける
ハンドメイド販売で悩む問題の一つが価格設定です。材料費・制作時間・出品手数料を正直に計算すると、安易に安くすることはできません。
私は「自分が納得できる価格」を大切にしています。安売りすることは、自分の仕事と時間を安く見積もることになります。正直な価格をつけた上で、その価値をきちんと伝える努力をする。それが長く販売を続けるためにも大切だと思っています。
④お客さまへの感謝を忘れない
購入してくださった方には、心を込めたお礼のメッセージを必ず送ります。大量生産品ではなく、わざわざハンドメイドを選んでくださったことへの感謝が、自然と言葉に出てきます。
「大切に使います」「プレゼントにします」というメッセージをいただくたびに、作ってよかったと思います。お客さまの存在があって初めて、私のハンドメイドが完成するのだと感じています。
⑤自分の作品を好きでいること
販売を続けていると、「売れない」「競合が多い」と落ち込むこともあります。そんなときに支えてくれるのが、「自分が作ったものを好き」という気持ちです。
自分で使いたい、自分がもらったら嬉しい、そう思えるものを作り続けること。それがハンドメイド販売の原点だと思っています。どんなに売れなくても、自分が好きなものを作り続けていれば、必ず共感してくれる誰かに届きます。
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