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夫が他界してからの私
夫が他界してから、数年の月日が流れました。
あの頃の私は、心も体もすり減りながら、ただ「今日」をこなすことで精一杯でした。
そして今、ようやく少しだけ、自分の気持ちや心に目を向ける余裕が出てきたように感じます。
「これから何をしようかな?」という気持ち
「これから、何をしようかな?」
「私にとって“楽しい”って何だろう?」
そんな気持ちが湧いてきたとき、自分ひとりでできることに限界があることに気づきました。
やってみようとすれば、すぐに「わからない」が出てくる。
誰かに聞かなければ、教えてもらわなければ、前に進めない場面も多くあるのだと。
気づいたこと──ひとりでは進めなかった
そんな中で、私のそばには“友だち”がいてくれました。
「こうすればいいよ」
「一緒にやってみようか?」
何気ない言葉、何気ない行動が、私の背中を押してくれました。
それは決して当たり前のことではなく、感謝の気持ちでいっぱいになる瞬間ばかりでした。
“友だち”がいたから、私は前を向けた
私はずっと「ひとりになった」と思っていたけれど、
実はそうじゃなかった。
友だちがいてくれるから、私は前に進めた。
楽しいことも、悩みごとも、分かち合える相手がいる。
それだけで、人生の風景はガラリと変わりました。
助け合いの循環で生きていく
「助けてくれてありがとう」
「私もあなたの力になりたい」
そんな気持ちを、今は自然に持てるようになりました。
助けてもらうだけでなく、助けたいと思える関係。
その循環の中で、生きていく未来がとても温かく感じられます。
友だちを大切にしよう。
もっと、笑顔を共有しよう。
これからの老後の時間を、そんなふうに過ごしていきたいと願っています。
ひとりになっても大丈夫
ひとりになったことは、悲しみや孤独だけでは終わりません。
そこから見える新しい関係性、気づき、そして感謝があります。
同じように、ひとりになった方へ──
どうか、つながりをあきらめずにいてください。
“友だち”という存在が、きっとあなたのこれからを支えてくれるはずです。
おわりに
ひとりになっても、大丈夫。
友だちがいれば、大丈夫。
これからも、支え合って楽しく生きていきましょうね。
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