DV・モラハラを受けていた私が、今だから伝えたいこと

自由に

結婚後、優しかった夫が変わっていった――。モラハラやDVに気づけなかった日々を振り返り、今だからこそ伝えたい心の声。子どもたちへ残したい想いと、過去の自分へのやさしい手紙。


【目次】

  1. はじめに:ようやく気づけたこと
  2. モラハラやDVをされる日々
  3. 「普通のケンカ」と思っていた頃
  4. 優しかった彼が変わっていった
  5. 本当に傷ついた言葉たち
  6. DV・モラハラは治るのか?
  7. 子どもたちへ伝えたいこと
  8. 今は亡き夫へ、そして私自身へ
  9. 最後に:これを読んでくれたあなたへ

1. はじめに:ようやく気づけたこと

モラハラやDVという言葉が、こんなにも身近になるとは、かつての私は思ってもいませんでした。

毎日のように、心が傷つけられるような言葉や態度にさらされていたはずなのに、「これが普通の夫婦なのかな?」と思っていたんです。

でも今だからわかります。
あれは普通ではなかった。
本当は、誰もがもっと穏やかで、尊重されて生きていいのだと。


2. モラハラやDVをされる日々

テーブルを叩いて怒鳴られたり、
「お前」「誰のおかげで暮らせてると思ってるんだ」
「文句があるなら同じだけ稼いでこい」

…そんな言葉が日常になると、心がすり減っていくのに気づけなくなってしまいます。

泣いて、悲しんで、「もう嫌だ」と思っても、
数日経つとまた元通りの生活に戻ってしまう。
それが共依存と呼ばれる関係なのかもしれません。


3. 「普通のケンカ」と思っていた頃

ケンカをするのは、どの夫婦にもあることだと、ずっと思っていました。

でも、本当の「ケンカ」は、対等な立場でぶつかるもの
一方的に傷つけられるものではありません。

違和感は感じていました。
でも、「私が我慢すれば」「私が変われば」と自分を責めていました。


4. 優しかった彼が変わっていった

結婚する前は、本当に優しい人でした。
だからこそ信じたんです。「きっと疲れているだけ」「いつか元に戻る」と。

でも、妊娠・出産で退職したことを主人は忘れ
「自分が好きで辞めたんだろう?」と言われたショックは、
今でも胸に残っています。

本当に、言ってはいけない言葉でした。


5. 本当に傷ついた言葉たち

言葉は刃にもなります。
暴力と同じくらい、あるいはそれ以上に心をえぐるものです。

「誰の稼ぎで食ってると思ってる」
「悔しかったら稼いでみろ」
「お前は何もわかってない」

…こんな言葉に、自信も心も削られていきました。


6. DV・モラハラは治るのか?

「治るのかな?」
「謝ってくれたら変わるのかな?」

そう思っていたこともあります。
でも、変わることはありませんでした。

DVやモラハラは「病気」ではなく、その人の考え方や育った環境が深く影響していることもあるでしょう。
でも、治すには本人の強い意志と支援が必要です。

相手が変わることを願うよりも、
自分が心を守ることの方がずっと大切だと気づきました。


7. 子どもたちへ伝えたいこと

私には大切な子どもたちがいます。
だからこそ、伝えたいんです。

どうか優しい人になってください。
人の気持ちを想像できる人でいてください。
誰かを傷つけることで自分を保たないでください。

家庭は、人の心の土台になります。
あなたたちが、心のあたたかい人に育ってくれたら、それが私の一番の願いです。


8. 今は亡き夫へ、そして私自身へ

彼はもう、亡くなりました。

あのまま続いていたら、私はどうなっていたのだろう…
そう思うと、今でも少し怖くなります。

でも、全部が辛かったわけじゃない。
楽しい思い出も、笑った日々も、確かにありました。
だからこそ、余計に複雑です。


9. 最後に:これを読んでくれたあなたへ

もし、今この文章を読んでくださっている方が
同じように苦しい思いをしているのなら、伝えたいです。

あなたは、悪くない。
あなたは、もっと大切にされていい人です。

私のように、時間が経ってから気づくのもいいと思います。
でも、できるなら、どうか一日も早く「心が安心できる場所」へ、
あなた自身を連れていってあげてください。


🌷あとがき

これは遺書ではありません。
これは、「過去の私」への手紙であり、
「今を生きるあなた」へのメッセージです。

自律神経の調整なら【Cure:Re THE MAKURA】におまかせ!

コメント

タイトルとURLをコピーしました