目次
- はじめに──暑い夏の日の一杯のコーヒー
- ハンドメイドバッグ作りへの情熱
- リベシティで出会った友人と先生
- 東京のフェスで広がった思い出
- 職人バッグへの憧れと自分の作品
- フリマから始まる挑戦
- 人生に必要なもの、不要なもの
- 61歳からの新しい価値観
- 未来への感謝と願い
- おわりに──リベシティと共に歩むこれから
1. はじめに──暑い夏の日の一杯のコーヒー
今日も、太陽がサンサンと照りつける真夏日でした。窓から差し込む強い日差しを避けるためにカーテンを閉め、冷房を効かせた部屋で過ごす午後。そんな中、私が欠かせないのはお気に入りのコーヒー豆で淹れるアイスコーヒーです。冷凍庫から豆を取り出し、ミルで丁寧に挽き、熱いお湯を注いで抽出した濃いめのコーヒーを氷で冷やす──その瞬間の香りと味わいは格別です。グラスの中で氷がカランと音を立てると、それだけで心がすっと落ち着き、今日も一日を頑張ろうという気持ちになれるのです。
2. ハンドメイドバッグ作りへの情熱
そんなコーヒーをお供に、私は今日も新作のバッグ作りに取りかかりました。帆布を使ったしっかりとしたバッグ。旅のお供にぴったりで、世界にひとつしかない自分だけの作品です。針を進める時間は、私にとって「自分を取り戻す時間」でもあります。手を動かすたびに形になっていくバッグを見ていると、まるで未来が開けていくようなワクワク感を覚えるのです。
3. リベシティで出会った友人と先生
私がここまで夢中になれたのは、ある出会いのおかげです。リベシティというコミュニティに参加したことで、ハンドメイドのバッグ作りを教えてくれる先生、そして友人でもある存在に巡り会うことができました。その先生は、私がどんな初歩的な質問をしても優しく答えてくださり、常に背中を押してくれる存在です。「できるよ、大丈夫」という一言に、どれほど励まされてきたかわかりません。
4. 東京のフェスで広がった思い出
その先生とはバッグ作りだけでなく、東京で行われたフェスにも一緒に行きました。普段なら一人で行く勇気の出ない大きなイベントも、気の合う友人と一緒なら楽しめる。音楽や会場の熱気、会話のひとつひとつが忘れられない思い出となり、人生に彩りを加えてくれました。61歳になってから、こんなにも心が弾む体験ができるなんて思ってもみませんでした。
5. 職人バッグへの憧れと自分の作品
かつて旅先で目にした職人のバッグ。店員さんに「これは一点ものですよ」と案内され、心が揺さぶられました。しかし、手に取ると高級すぎてとても買える金額ではなく、そのまま見送った経験があります。そのバッグの姿は今でも目に焼き付いています。私が作ったバッグは職人さんの技術には遠く及びませんが、それでも自分の手で作り上げた作品には特別な輝きがあります。「私だけの一点もの」。それが、私の誇りなのです。
6. フリマから始まる挑戦
バッグ作りの世界では、まだまだ未熟者の私。それでも、自分の作品をもっと多くの人に手に取ってもらいたい、そう思う気持ちは強くなっています。最初はフリーマーケットのようなお手軽な場所から挑戦してみたい。そして「売って、売って、売りまくって」経験を重ねたいのです。実際にお客様の反応を見て、自分の技術を磨き上げる。そんな挑戦を夢見ています。
7. 人生に必要なもの、不要なもの
リベシティに関わるようになってから、私は人生において「本当に必要なもの」と「不要なもの」を見極められるようになりました。若いころには、周りの目や世間の常識に縛られていた部分があったと思います。でも今は違います。自分にとって価値があるかどうか、それが基準。そうした考え方に変わったことで、心がずっと軽やかになりました。
8. 61歳からの新しい価値観
「老後」という言葉に、不安を抱く人は少なくありません。私もその一人でした。しかし、リベシティに出会い、ハンドメイドバッグという新しい趣味に出会えたことで、その不安は大きく和らぎました。61歳からでも新しいことに挑戦できる。むしろ、今だからこそ楽しめることがあるのだと気づかされました。年齢はただの数字。本当に大切なのは、毎日をどう生きるか、どんな人と時間を過ごすかだと思うのです。
9. 未来への感謝と願い
今の私がこうして充実した日々を過ごせているのは、リベシティ、そして先生との出会いのおかげです。心から感謝しています。そして、もし老後に不安を抱えている方がいるなら、ぜひ一度リベシティに触れてみてほしい。きっと、新しい仲間や価値観に出会えるはずです。私と同じように、楽しい日々を一緒に歩める仲間が増えたら、これほど嬉しいことはありません。
10. おわりに──リベシティと共に歩むこれから
バッグ作りは、まだ始まったばかり。けれど、これからもっと成長できる自信があります。そして何より、リベシティという居場所があることが心強いのです。老後の人生を豊かに過ごしたい──その思いを胸に、これからも一歩ずつ、針を進めていきたいと思います。61歳からの挑戦は、まだまだ続きます。
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