夢中になれることがある幸せ──61歳から見つけた私の新しい人生

自由に

【目次】

  1. はじめに──時間に余裕ができたその先で
  2. 「何かに夢中になりたい」私の小さなきっかけ
  3. 家計管理がもたらした意外な変化
  4. ミシンとの再会──忘れていた“好き”の感覚
  5. つながりが広がる中で出会った“仲間”
  6. 夢中になれる時間が、私を変えていった
  7. 60代からでも人生は変えられる
  8. 同じ世代のあなたへ──これからが本番です

1. はじめに──時間に余裕ができたその先で

「夢中になれることがあったなら」
そんな言葉がふと、心に浮かんだのは、61歳のある日のことでした。

子育ても終わり、夫や家族の生活も落ち着いてきた頃。かつては「自分の時間がほしい」と思っていたのに、いざそれが手に入ると、何をしたらいいのかわからない。ぽっかり空いた時間と心に、不安と虚無感が同時に訪れたのです。


2. 「何かに夢中になりたい」私の小さなきっかけ

「何かに没頭できたら、余計なことを考えずに済むのに…」
そんな思いを抱えていたある日、YouTubeで偶然目にしたのが「家計管理」の動画でした。

“家計を整える”──なんとなく、やらなきゃと思いながら後回しにしていたこと。
でも、誰もやってくれない。私がやらなきゃ。

そのとき、心の中で静かに何かが始まりました。


3. 家計管理がもたらした意外な変化

通帳を並べ、クレジット明細を見直し、支出の見直しをする。
それは、生活の見直しであると同時に、自分自身を整える作業でもありました。

不安定だった気持ちが、少しずつ落ち着いていくのがわかりました。
お金だけでなく、心にも“整理”が必要だったのかもしれません。

でも、その小さな一歩が、思いもよらぬ新しい扉を開いてくれたのです。


4. ミシンとの再会──忘れていた“好き”の感覚

家計管理をきっかけに、動画やSNSで新しい情報や人と出会うようになりました。
ある日、優しい言葉でこう言ってくれた方がいました。

「ミシン、またやってみたら?」

そういえば、私…若い頃、ミシンが好きだった。
子どもの服を縫ったり、布小物を作ったり。
でも、忙しさに追われて忘れていた“好き”なこと。

押し入れから古いミシンを出し、ほこりを払い、布を一枚縫ってみた瞬間──
心が動いたのです。


5. つながりが広がる中で出会った“仲間”

この体験を通じて、私はリアルでは会ったことのない人とも出会い、やがて実際に会うこともできました。

画面越しだったつながりが、心の奥深くでしっかりと結ばれていく。
今では、その“友達”たちが、私の世界を広げてくれています。

教えてもらったこと、励まされた言葉、何よりも「見てくれている」という存在のありがたさが、私の背中を押してくれました。


6. 夢中になれる時間が、私を変えていった

ミシンで布を縫う。
ただそれだけのことが、今では私の一日を豊かにしてくれています。

作りたいものが浮かび、布を探し、色を合わせる。
そんな小さなことの積み重ねが、私の毎日を鮮やかに彩ってくれるようになりました。

夢中になることで、時間はあっという間に過ぎていきます。
「私って、こんなにも集中できるんだ」──そんな自信さえ芽生えてきました。


7. 60代からでも人生は変えられる

夢中になれるものがあるというだけで、心が満たされていく。
61歳になって初めて、「私の時間」が動き出したような気がします。

人生100年時代と言われる今、60代はまだまだ若い。
むしろ、家族のため、仕事のために走り続けた過去があるからこそ、自分の時間を大切にする今がある。

小さな一歩でいい。
自分の「好き」を思い出すだけで、人生はまた変わるのだと、私は実感しています。


8. 同じ世代のあなたへ──これからが本番です

60代になっても、70代になっても、まだまだ新しいことに出会える。
まだまだ夢中になれることを見つけられる。

だから、同じ世代の皆さんへ伝えたいです。
「これからが本番」です、と。

あなたの心がふと動くその瞬間を、どうか大切にしてください。
その先には、想像もしなかったような“楽しい世界”が待っているかもしれません。

私も、まだまだこれから。
一緒に、前を向いて進んでいきましょう。

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