──60代から始めたハンドメイド副業のリアル体験から
目次
- はじめに
- なぜ小さなバッグが売れやすいのか
- 売れるバッグを作るための3つのポイント
- サイズと価格のバランス
- デザインと使いやすさ
- 送料を意識した工夫
- 私の実体験:初めて売れたバッグ
- これから挑戦する人へのアドバイス
- まとめ
1. はじめに
ハンドメイドでバッグを作り始めて数か月。
最初は「ただ作るだけでも楽しい!」という気持ちでしたが、
作品を出品してみると「売れるバッグ」と「なかなか売れないバッグ」があることに気づきました。
そこで今回は、私自身が体験した“売れるバッグ作りの裏ワザ”をお伝えします。
これから販売を考えている方や、趣味から副業へステップアップしたい方に
少しでも参考になればうれしいです。
2. なぜ小さなバッグが売れやすいのか
私が販売してきた中で、一番売れやすかったのは「手頃なサイズのバッグ」です。
たとえばお散歩バッグや、ちょっとしたお買い物に使えるミニトート。
理由はとてもシンプルで、
- 価格が手頃
- 送料が安い
- 収納に困らない
この3つが大きなポイントでした。
大きなバッグは確かに存在感がありますが、
材料費もかかり、送料も高くなります。
買う側も「ちょっと試してみよう」という気持ちになりにくいのです。
一方で小さなバッグなら、自分へのプチご褒美として買いやすく、
ギフト需要も高いので売れやすい傾向があります。
3. 売れるバッグを作るための3つのポイント
3-1. サイズと価格のバランス
バッグを販売するうえで大切なのは、価格設定のしやすさ。
私の場合、幅20~25cm程度の小ぶりサイズが一番コストと価格のバランスが良く、
材料費を抑えつつ、手間に見合った価格で販売できます。
ハンドメイドは「安すぎても高すぎても売れにくい」ので、
購入者が手を伸ばしやすい価格帯を意識することがポイントです。
3-2. デザインと使いやすさ
小さなバッグほど、機能性とデザインの両立が大切です。
たとえば内ポケットを付ける、裏地にかわいい布を使うなど、
ちょっとした工夫で「このバッグ、使いやすそう!」と思ってもらえます。
私は裏地にお気に入りの柄を選び、開けた瞬間にワクワクするような仕上がりを意識しています。
3-3. 送料を意識した工夫
ネット販売では送料が意外と大きなハードルになります。
折りたためるデザインにしたり、軽い素材を選んだりすることで、
送料を抑えながら利益を確保できます。
お客様にとっても「送料が安い=買いやすい」につながります。
4. 私の実体験:初めて売れたバッグ
私が初めて売れたのは、幅20cm・高さ28cmほどの小さな帆布バッグでした。
価格は3,000円台。
リベシティのコミュニティで出会った方が購入してくださったのですが、
「ちょうどこのサイズが欲しかった」「軽くて持ちやすそう」という声をいただき、
“小ささ”が強みになることを実感しました。
この経験が、
「大きなバッグを頑張って作るより、小ぶりで日常使いしやすいものを作ろう」
という現在のスタイルにつながっています。
5. これから挑戦する人へのアドバイス
もしこれからバッグ販売に挑戦するなら、まずは小さなバッグから始めることをおすすめします。
材料費が少なくて済むので失敗しても負担が少なく、
販売価格も設定しやすいため、経験値を積みながら改良していけます。
さらに、
- メルカリやminneなどで出品してみる
- SNSで作品の制作過程を紹介する
- 季節に合わせたデザインを考える
といった工夫を重ねると、販売チャンスが広がります。
6. まとめ
ハンドメイドで売れるバッグを作るコツは、
**「小さめサイズ」「手頃な価格」「送料を意識」**の3つです。
大きな作品に挑戦するのも素敵ですが、
まずは「買いやすいバッグ」を目指してみることで、
ハンドメイド副業の第一歩がスムーズになります。
私自身も、バッグづくりを始めたのは60代に入ってから。
新しい挑戦に年齢は関係ありません。
小さなバッグに込めた思いが、誰かの日常を少しだけ楽しくする。
そんな喜びを、これからも作品に込めていきたいと思います。
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